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南野京右市長が急逝
12日しめやかに告別式

   8月から入院加療中の南野京右市長が、10月8日午後8時25分、宇部市の宇部興産病院で膜胱がんのため死去した。75歳だった。「全身全霊をかけて長門市に元気を取り戻したい」。熱い思いで公約実現に向かっていた矢先の突然の計報に市民は驚きと悲しみに包まれている。
  南野市長は、7月頃から体調を崩し、通院しながら公務を続けていたが、8月1日から入院。尿管の一部に入れていたステント(金属製の網状のチューブ)の調子が悪化したことから、「複雑性尿路感染症・腎機能低下」の治療を続けていたが、膜胱に悪性腫痛が見つかり、放射線治療などを受けていた。10月末に退院の予定だったが、その願いは叶わず、帰らぬ人となった。
  11日午後6時から仙崎旭町の自宅で通夜。葬儀は10月12日正午から仙崎の極楽寺で営まれ、多くの会葬者が列席し長い焼香の列が続いた。安倍晋三元首相らが弔辞を捧げた。喪主は次男の信郎さん(のぶお)。市では、来月中旬、ルネッサながとで「市葬」を執り行った。
  南野市長は昭和10年生まれ。大津高を経て中央大学経済学部を卒業後、家業の鮮魚仲買業「商権本店」を継ぎ、同店社長として経営に手腕を発揮。昭和58年の旧長門市議選に初当選。旧大津郡三町と合併した直後の新長門市の市議選でも当選し通算7期市議を務めた。旧長門市時代の平成7年から同11年まで議長、新長門市では初代議長として市政発展に尽力。議会改革にも精力的に取り組んだ。平成21年4月の市長選で初当選。市政刷新を掲げ諸事業を推進してきた。

現職死去に伴う市長選は 11月27日投開票に

 公選法で50日以内に実施 市長職務代理者の阿野副市長は、11日、南野市長の死去を市選挙管理委員会(平田隆会長)に報告。これを受けて、同日委員会が開かれ、市長選の日程を決めた。告示は11月20日、投開票は同27日。立候補予定者説明会は同4日の予定。公職選挙法では市長死去の報告後、50日以内に選挙の実施が義務付けられていることから、
これに合わせて、日程を決めた。市議補欠選も定数1名で実施 定数20名に対して一人欠員となっている長門市議会の補欠選挙も同時に実施される。

記事提供:長門時事新聞社

 

各種団体長が出馬を要請
阿野副市長の擁立は困難

 
  南野市長が死去した後、新市長候補がいない?−市民の聞からそんな心配の声が浮上している中で、後継候補の最右翼と見られていた市長職務代理者の阿野徹生副市長(55)は、今週初めまでに、出馬を承諾していない状況のままで推移。前回(平成21年)の市長選に出馬しながら断念した元市議の中野明彦氏(48)=三隅沢江=も今回は慎重な姿勢を保ち、「まだハードルはクリアできない」としている。このほかには目立った動きもないまま。わずか一カ月後に迫った市長選(20日告示・27日投票)は、本命候補が不在のまま、まったく予測がつかない局面へと向かっている。

 阿野副市長の擁立案は、南野市長を支援してきた藤田光久長門商工会議所会頭、大西倉雄県議をはじめ江原清氏、辻野史朗氏、藤田芳久氏の元大津郡三町長で各自民党支部長らの会合で決定。これを受けて、藤田会頭、大西県議が17日、それぞれ別々に阿野副市長に会い、「市長選に立候補を」と要請した模様だが、阿野副市長の意思は固く、承諾しなかったという。
  これから二日後の19日、同じメンバーが集まり、対応を協議。まず阿野副市長を再度説得することでまとまり、今度は、JA長門大津や県漁協長門統括支店、観光コンベンション協会など約15団体のトップらが一同に会して要望することを決めた。
  その会合は、24日午前、深川養鶏農協で開かれ、松永亘弘市議会議長、JA長門大津の小田保男組合長、末永明典深川養鶏組合長ら各種団体長が出席。阿野副市長に市長選出馬を求めた。阿野副市長は「一両日中に返事をする」と即答は避けた模様だが、出ないという意思に変化はなかったという。

  阿野副市長の擁立を断念せざるを得ない状況が濃厚となっている中で、次に誰を擁立するにしても難しい候補者選びが続きそうだ。
  この一方で、出馬に意欲を見せてはいるものの、態度を明らかにしていないのが中野氏。義兄が社長の農業資材関連の大手「三笠産業」(本社=山口市小郡)で食品部門の部長を務めている関係から、立候補するとなると社長夫妻の同意が条件ともなり、先週末までに「市長選出馬について、まだ社長夫妻を説得できない」と中野氏。今月末までには最終的に態度を決めるという。

  立候補予定者の説明会は11月4日に開かれる予定だが、これまでに立候補予定者が固まらないことも十分に考えられる。
記事提供:長門時事新聞社

 

市議補選
「父の志を受け継ぐ」南野信郎氏(市長次男)が出馬へ

 
 同日実施の市議補選には、今週初めまでに、南野市長の次男、南野信郎氏(48)=仙崎旭町=が出馬することを決めた。これと前後して、元市議の金崎修三氏(61)=青海島大泊=が出馬を辞退。これで自営業の新人、末永卓也氏(48)=仙崎白潟=と元市議の林克好氏(59)=向津早大和=に南野氏の三人で一つのポストを争うかっこうとなった。

  南野氏は、葬儀が終わった後、父で市長だった京右氏の支援者や親戚筋から「京右さんの志を継いで政治の道へ」と出馬を打診されていた。これを受けるかっこうで、10月23日、親戚の集まりで市議補選に出馬することを表明したという。南野氏は「父の志を受け継ぎ、まず議会人として長門の発展に力を尽くしたい」と意欲を見せており、今週初めから、親戚や地元仙崎の支援者を核に支持を訴えている。一方、辞退した金崎氏は「地元仙崎から二人の若手が出馬することから出ないことにした」と話している。(写真=南野信郎氏)

記事提供:長門時事新聞社

 

NHK番組「歴史秘話ヒストリア」に「金子みすゞ」が登場しました!
再放送日が決まり次第、お伝えします。

 
NHK番組「歴史秘話ヒストリア」 第87回放送
〜 愛と悲しみの「こだまでしょうか」
〜大正の詩人・金子みすゞの秘密〜
★再放送は未定
番組公式ホームページ http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/102.html

 東日本大震災後、「こだまでしょうか」で注目を集めた大正時代の詩人・金子みすゞ。地方の一主婦だったみすゞは故郷の海を描いた詩で大ブレイク、一躍人気詩人となります。しかし代表作「こだまでしょうか」を書いた頃のみすゞは、不幸のどん底にいました。名作に秘められた愛と悲しみの物語です。(高12期・赤間晋司さん)

 

香月画伯の魅力を〜「ふるさとは私の地球」(仮称)」
NHKが9月2日に放映

  昭和画壇を代表する三隅久原出身の画家、香月泰男(1911年〜1974年)。今年10月で生誕百年を迎えることもあって、NHK山口放送局が、香月画伯の魅力に迫る番組「ふるさとは私の地球」(仮称)を制作。9月2日(金)午後8時から放映する。
  香月画伯は、戦後のシベリア抑留体験から「シベリアシリーズ」全57点の大作を生み出したが、家族やふるさとをテーマに描いた秀作も数多い。番組では、そんな作品群に焦点をあて、家族のインタビューを中心に香月画伯がどんな思いを込めて作品を描いていたのか−などを浮き彫りにする。
  香月画伯が大津高美術教諭だった頃の教え子の一人、伊藤宏さん=中山=や、親交が深かった画商の藤田士朗さん=東京在住=のインタビューも交える。香月画伯の著書「画家のことば」(1974年)も紹介。俳優で香月ファンの緒方直人が文章を朗読する。

記事提供:長門時事新聞社

 

軟式野球部、惜しくも敗退

  8月26日、明石トーカロ球場にて第56回 全国高等学校軟式野球選手権大会1回戦が開催され、大津・大津緑洋は東海地区の強豪校、中京高校(岐阜県=2年連続17回目・昨年4強入り)と対戦。2回に両校1対1と並び、7回まで無得点と接戦を展開したものの、8回に2点追加され0対3で惜しくも敗れました。

 

大津・大津緑洋高校 軟式野球部が2年振り12回目の全国大会出場 

 大津高校・緑洋高校軟式野球部が、県大会、西中国大会を制覇し全国大会に出場します。全国大会は平成23年8月25日(木)から5日間、明石トーカロ球場、高砂市野球場で開催されます。

【全国大会出場までの道のり】

県大会      1回戦  19−0田部
           準決勝 24−0日置農
           決勝   9−4田布施農工

西中国大会   準決勝  3−0広島商
           決勝   6−0田布施農工

 

出場メンバー紹介
【部 長】
内藤 智芳(国語)
【副部長】
福田 由希絵(家庭科)
【監  督】
永田 堅志(保健体育)
 
背番号 守備 選手名 学年 出身中学校
1
投手  宇野 祐士
3
 菱海
2
捕手  古谷 浄哉
3
 伊佐
3
一塁手  久保田健太
2
 深川
4
二塁手  安森 翔吾
3
 通
5
三塁手  小林 大晃
2
 三隅
6
遊撃手  新町 達彦
3
 菱海
7
左翼手  山下 祥史
3
 豊北
8
中堅手  岡 大樹
3
 秋芳北
9
右翼手  阿波浩一郎
3
 日置
10
控(内野)  熊井 翔麻
3
 豊北
11
控(外野)  山根 卓也
3
 菱海
12
控(外野)  大田 惇貴
2
 深川
13
控(投手)  高野 克也
2
 深川
14
控(内野)  山近 和孝
2
 深川
15
控(内野)  杉村 達己
2
 日置
16
控(内野)  田村 友宣
2
 菱海
     山本 拓弥
2
 三隅
     磯部 泰孝
2
 日置
     田中 大輔
1
 伊佐
     長尾 拓哉
1
 日置
     森重 勇希
1
 三隅

【大会組み合わせ】

組み合わせ表はこちらをクリック → 第56回 全国高等学校軟式野球選手権大会組合わせ


 

9月9日にテレビ放映「高校生クイズ選手権・高校生クイズ2011」
大津チームが優勝で全国へ


  日本テレビ系列で全国放送される高校生のクイズ大会「ライオンスペシャル 第31回全国高校クイズ選手権・高校生クイズ2011」の広島・山口地区大会が、7月28日、広島市の「広島みなと公園」で行われ、県立大津高校チームの今津聡介君(3年・駅前区)、鉄穴司君(3年・美祢市)、白石一八君(1年・三隅大竹)が優勝し、全国大会への出場を決めた。山口県代表として、14日から東京で開催される決勝大会に挑む。同校からの出場は初めて。
  同大会は、日本テレビ主催で20年以上にわたって開催され、クイズの甲子園″として親しまれている夏の恒例イベント。現役の高校生なら誰でも出場可能。三人一組でエン トリーし、知力、体力、運の強さなどを競い合う。今年は全国28会場で地区大会が行われ、各都道府県の代表チームを決定した。

  広島・山口大会には約200チームが出場。1回戦は三択クイズで、3間中1問正解したチームが2回戦に進出。2回戦ではペーパークイズが行われ、政治や経済、地理、文化など幅広いジャンルから全101問が出題。この成績順に広島から6チーム、山口から5チームが選出され、決勝戦に跳んだ。
  山口県から決勝に進出したのは、同チームをはじめ、同じ高校から参加した大津緑洋、徳山高校、慶進高校、宇部高校の全5チーム。書き込みと早押しのクイズ対決による全7ボイント先取で勝者を決定。大津チームは書き込みクイズで出遅れたものの、早押しでポイントを次々と獲得。最後は、「化学式COはOが小文字ならコバルト、0が大文字なら何?」の早押し問題に、大津チームが「一酸化炭素」と解答して正解。他チームを退けて7ポイントを先取し、見事、優勝の座を勝ちとった。

  三人は文芸部の仲間。1年生の時から同大会に参加していた今津君が、二人を誘って今大会に挑戦した。大会に向け、4月頃から特訓を積んできたという三人。クイズの問題集などを何度も解いて、本番に備えてきた。今津君は、昨年の大会では決勝で敗れており、「今年は3年生でラストチャンスの年。なんとしてもリベンジしたかった。本番では案外、スムーズにできたと思う」と振り返っている。

  全国大会に向け、白石君は「一問でも答えて貢献したい」、鉄穴君は「地区大会では活躍できなかったので全国ではがんばる」、今津君は「郷土の誇りをかけ、去年の山口県のランキングより上位の成績を目指したい」とそれぞれ意気込みを語っている。 全国大会の模様は、9月9日に日テレ系列各局(山口県はKRY山口放送)で放映される予定。

記事提供:長門時事新聞社

 

インタハイボート競技に大津緑洋から4選手出場


  8月5日から9日まで、岩手県花巻市の田瀬湖ボート場で開催される「第64回全国高校総体ボート競技大会」に、県立大津緑洋高校ボート部から、「女子シングルスカルの部」に黄波戸亜哉さん=大津高3年=、「女子ダブルスカルの部」に河村帆奈実さん=大津高3年=と中村由佳さん=水産高3年=、中原有理さん=大津緑洋大津校舎1年=が、県代表として出場した。
  シングルスカルは一人漕ぎ、ダブルスカルは二人漕ぎのボート種目。各種目1000メートルのコースでタイムを競う。
  黄波戸さん、河村さん、中村さんの三人は、昨年度まで大津高と水産高のボート部でそれぞれ活動。今年4月、両校と日置農高の三校が統合して大津緑洋高が開校し、各ボート部が一緒になって「大津緑洋ボート部」となり、新たな環境下でともに練習に励んできた。
  中村さんは1年生の時からインターハイを経験し、今回が3度目の挑戦。これまではシ ングルスカルで出場していたが、今年は河村さんとのダブルスカルで最後のインターハイ に挑む。黄波戸さんと河村さんは、大津高入学時から水産高のボート部の練習に参加。昨 年は、大津高ボート部として初めて、ダブルスカルでインターハイに出場した。今年は、 それぞれが種目やペアを替えて再挑戦する。一方、一年生の中原さんは、ダブルスカル の補欠選手として参加。「ボート競技に興味があって入部した。先輩をサポートできる ようにがんばりたい」と話している。
  黄波戸さん、河村さん、中村さんの三人は、秋の山口国体にも出場することが決定。インターハイに向け、黄波戸さんは「準決勝には残りたい」、河村・中村ペアは「上位に残 れるように悔いのないレースをしたい」と語った。結果は以下の通り。

シングルスカル(黄波戸)
予選4組 2位        4分15秒79
準々決勝3組 3位 4分22秒99

ダブルスカル(河村&中村) 
予選8組 3位        3分51秒96
準々決勝4組 2位 3分56秒68
準決勝1組 6位   3分51秒88

記事提供:長門時事新聞社

 

大津高校3年 加藤さん  やり投げでインターハイに出場


 「平成23年度全国高校総合体育大会・北東北総体」が今月末に開幕。8月3日から7日まで、岩手県北上市の「北上総合運動公園北上陸上競技場」で行われる陸上競技の女子やり投げ種目に、県立大津高校三年の加藤瑞生さん=俵山湯町=が出場する。

  加藤さんは、5月下旬の県高校総体で2位に入賞。その後、全国総体への切符をかけ、6月に山口市の維新陸上競技場で行われた中国地区大会で、出場枠の6位に入り、見事、インターハイへの出場を決めた。
  中学時代はテニス部に所属。高校入学後もテニスを続けていたが、陸上部でやり投げをして活躍する先輩の姿を見て、自分も同じ種目をやってみたい−と、1年ほど前に陸上部に移籍。その後、メキメキと力を付け、今回、初の全国の舞台に挑戦する。

  中国大会では、目標としていた40メートル超えの記録を出してこれまでの自己ベストを更新。「扁を痛めて故障中ではあるが、大会では良い記録が出ているので、この調子でがんばりたい」と加藤さん。
  全国大会では、44メートル50が決勝に出場できる基準記録となっており、加藤さんは「自己ベストを3メートル以上更新しなくてはいけないが、何とかこの記録を超えて決勝に残れるようにベストを尽くしたい」と目標を話している。

記事提供:長門時事新聞社

 

平成23年度 関西支部総会終了

 平成23年度 関西支部総会が7月17日(日)、大阪弥生会館にて開催されました。
当日は52名が出席。第二部では油谷町出身のテノール歌手・藤田卓也さんによるミニコンサートが開催されました。原田さんは、その美声と共に軽妙なトークで聴衆を引き付け、拍手喝采を浴びました。
 当日の様子は、近日中に支部情報内、関西支部コーナーにて紹介いたします。

 

今年も大学生が多数参加
2011年 東京同窓会 総会が盛大に開催されました 

 

 6月18日(土)、青山アンカフェにて2011年度 東京同窓会総会が開催されました。当日は大学生を含む106名が出席。今年の司会は大工俊平君(高59期)、末永麻子さん(高60期)のお二人のお願いしました。

  注目のパネルディスカッションでは、大津緑洋高校・原田剛校長が「大津緑洋高校の構想について」と題し、生まれ変わる母校のビジョンを語り、続いて辻野史朗同窓会本部会長、東京同窓会・三輪晴治会長が、それぞれの生まれ変わる母校に対する期待と要望を語りました。
  質疑応答では、「大津高校卒業生としてのお願い」として、「生徒の礼儀作法に対する疑問」「卒業生・金子みすゞさんの母校での扱い」「先生方の教育者としての意識の徹底」といった厳しい提言も飛ぶなど、母校に対する想いが凝縮された1時間となった感があります。

  恒例のプレゼントタイムあり、大学生全員による自己紹介ありの懇親会では、懐かしの郷土料理などに舌鼓を打ちながら、和やかな歓談のひと時が繰り広げられました。

※当日の模様は近日中に写真満載でお届けします。

▲今年もたくさんの大学生が駆けつけてくれました ▲独特の緊張感に包まれたパネルディスカッション
   
▲恒例のプレゼントタイム ▲懐かしのに舌鼓を打ちながら再会のひと時を満喫

 

高校12期・赤間晋司さんよりご紹介
金子みすゞの詩 「〜去年のきょう 大震記念日に〜」

 
高校12期 赤間晋治さんから、金子みすゞさんついての情報をいただきました。
以下、ご紹介いたします。情報ありがとうございました。

◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇      ◇

 今回の東日本大震災後、改めて金子みすゞさんの詩が注目され、「こだまでせうか」が連日、テレビ等で流されました。 「みすゞさんが生きていたら、今回の大震災をどう詠んだでしょうか」との新聞への投書もありました。

実は、金子みすゞは関東大震災の翌年に「去年のきょう─大震記念日に─」という詩を詠んでいます。 以下、月刊誌『致知』7月号宣伝メールより。


去年のきょう  〜 大震記念日に 〜

去年のきょうは、いまごろは、
私は積木をしてました。
積木の城はがらがらと、
みるまにくずれて散りました。
 
去年のきょうの、くれがたは、
芝生のうえに居りました。
黒い火事雲こわいけど、
お母さまお瞳がありました。

去年のきょうが、暮れてから、
せんのお家は焼けました。
あの日届いた洋服も、
積木の城も焼けました。 

去年のきょうの、夜更けて、
火の色映る雲のまに、
白い月かげみたときも、
母さま抱いててくれました。

お衣はみんな、あたらしい、 お家もとうに、建ったけど、
去年のきょうの、母さまよ、 私はさびしくなりました。

 みすゞは関東大震災発生時は 下関にいましたから直接の影響は受けていません。
それでも震災から一年を経て、 昨年の今日の出来事を深く思うことで、
被災された人たちの悲しみの一端を 担おうと考えたのでしょう。

 当時お母さんを亡くした子供のことを思って 一篇の詩を詠んだのです。
自分が幸せな環境にいても、 悲しんでいる人のことを自然と思うことができたみすゞ。
二十歳にして、既に自他一如の考えを 根底に持っていたということは、やはり驚嘆すべきことと思います。

 【詳しくは『致知』7月号をご覧ください】
http://www.chichi.co.jp/monthly/201107_pick

 
 
 
皆様からの情報・投稿をお待ちしています。詳しくは コチラ
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